水道水が原因のウロコ状の水垢は、アルカリ性の汚れです。そのため、反対の性質を持つ酸性洗剤を用いることで綺麗に落とせます。ただし、曇り止め加工されている鏡の場合、酸性洗剤は表面加工を剥がしてしまうため使えませんので注意しましょう。

まず「クエン酸やお酢」を使いましょう。水滴が残ってしまうと水垢の原因になるので、しっかりと拭き取りましょう。また、キッチンペーパーに吹き付けて、鏡に1〜2時間ほど貼っておくことも効果的です。

それでも汚れが落ちない場合は、「酸性洗剤」を使います。用意した酸性洗剤をスポンジで鏡全体に塗り、キッチンペーパーとラップを貼ることで洗剤の乾燥を防ぎます。30分程度おいた後にスポンジで磨き、しっかりと洗い流しましょう。頑固な水垢の場合は、一晩置いておくことも効果的です。

石鹸カスが原因で起こる白い粉末状の水垢は、酸性の汚れです。ウロコ状の汚れとは異なり、アルカリ性の性質を持つ洗剤などで綺麗に落とせます。

まずは、「歯磨き粉」を使いましょう。軽度の汚れであれば、普段用いている歯磨き粉で落とせます。普段、歯を磨く際に使っている量と同じ程度の歯磨き粉を、乾いた布につけてなじませてください。その布で鏡全体を拭いていくことで汚れが落とせます。

歯磨き粉で落ちない頑固な汚れは、「重曹」を用いて落としていきましょう。重曹はアルカリ性のため、酸性汚れに強いです。

①石鹸カスはこまめに洗い流す

②お風呂上がりに水滴を拭き取る

③水垢予防アイテムを使う

④シャワーに軟水器をつける

頑固な汚れを防ぐためには、日頃のちょっとしたひと手間が重要です。継続して綺麗な鏡を維持しましょう。