設置物が図面と整合しているかチェックを行います。契約時に受け取った図面と、実際に設置されているものを比べ、間違いはないか、あるいは漏れはないかなど確認しましょう。 主にチェックするポイントは「 建具の開閉方向」「壁や窓」「収納」「位置照明器具の位置と数」「コンセントやスイッチの位置と数」などです。不具合がないかしっかり確認しましょう。

点検口の有無についてチェックをします。点検口とは、床下や天井裏などの点検や不具合発生時に使用するために設置されているもので、建物のメンテナンスを実施していくうえで必要です。 内覧時は、点検口から床下や天井裏などに漏水や雨漏り、シロアリなどを確認することも重要なポイントとなります。点検口の開閉には、ドライバーや脚立など道具が必要となることもあるため、確認することをあらかじめ伝えておきましょう。

●屋外と室内の仕上がりをチェックしましょう。

建物外回りの不具合は、雨漏りなどにつながる恐れがあるため、しっかりと確認する必要があります。  屋外でチェックしておきたいポイントは、「 外壁や基礎表面のひび割れや欠け」「有無塗装の剥がれやコーキングの切れ」「隣地所有者と共有物」などです。

●室内の不具合は、キズや汚れ、設置物の固定状況といった目に見える箇所と、床下などの見えない部分で起きる為、隠れた部分もしっかりと確認することが重要です。 室内で主にチェックしておきたいポイントは「床や壁」「キズや汚れ」「建具や家具の動作不良」「設備の動作不良」「床鳴りの有無」「設置物のガタツキ」「床下の漏水の有無」「床下のゴミ」などです。